麦わら帽子のおもいで
女も背中で語るのよ!
落花生が掘られるとき? こわされますよ、私のすみかも。
表面のこんがり具合だけで、まいっちゃう!
とぎれることのない種のリレーが 落花生にもあるんだね・・・。
落花生の実は土の中にでき 土から掘り起こして収穫します。
このまんじゅう うまそうだな!
レーズン好きになったころが 思春期のおわりだったわ。
女も背中で語るのよ!
1年目の春の畑では「虫の本気を感じたこと」が大きな手ごたえだった。
2014年3月〜6月後半までのことをババーッといこう。
僕と妻は、自然農のやりかたで畑を始めた。
無肥料で無農薬。
いちど畝を作ったら耕すこともしない。
僕自身は、自然農で最初から収穫するのは難しいかもと思っていた。
採れなくても別にいっか!と。
畝を作った記事で書いたとおり、効率的じゃなくてもいいと思っていたから。
むしろ、効率的じゃないやり方が「どうなるんだろう?」っていうワクワクした気持ちを生んでいた気がする。
もともと収穫の期待はしていなかったから、芽が出るだけでもうれしかった。
期待していなかった分、収穫できたときは嬉しかった。
口では「ジャガイモめっちゃ採るで〜っ!Hoo!」って言ってたかもしれないけど
心には「ま、1年目だし、採れなくてもOKよ〜ん!」という気持ちもあった。
収穫できない野菜も多かったけど、本当に芽が出るだけで嬉しかったので気落ちはしなかった。
ニンジン、大根、カブの全滅は悲しかった。
でも、一方で「虫の容赦なさ」というすごみを感じられて楽しい面もあった。
虫のすごみも、また良し。
この手ごたえ、がっぷりよつ。
そういう楽しさもある。
「とりあえず種をまいたけど、見に行けない」という状況によくなっていた。
それで育ってくれたら良いという考え方もある。
でも、順調に育っていようが、虫に食べられていようが
畑に行って見てみることが家庭菜園の楽しさだと思う。
なので、最大の反省は
「観られる量だけ、ちゃんと観られるようにしよう」
ってことだ。
虫たちのレストラン状態で収穫できないことは良いけど
自分が畑に十分に行けないことは注意しようって思う。
それで次からはなるべく1つの畑でやろうと思ったのだった。
年によっても違うけど、基本的な対応は「あきらめ」だ。
虫を手で捕って殺すことはあるけれど、全滅するくらいに虫が出るときは
土や周囲の環境が「虫が出ちゃう状況」なんだと諦めようと思った。
別の畑では1年目でもニンジンが全滅することもなかった。
むしろ「その時その場に合った野菜がなにかを虫が教えてくれてる」ってくらいに考えるとスッキリした。
自然な畑の場合、受粉は虫たちがやってくれる。
朝、畑に行くと必ず蜂が花粉を身にまとっている。
だから、人の手でズッキーニを受粉させなくてもいい。
でも、ズッキーニは大きくならないと雌花が咲かないようなので
「ちゃんと成長できるようにすること」には注意する。
例えば小さな畝や、育つのに適していない畝だと雄花しかできないことがある。
定植のタイミングが遅くなるのも注意だ。
ここまでが1年目の春。
どういうことも始まりは心がはずむのかもしれない。
次は夏の畑を書こうと思う。
2014年の3月初旬。実家で畑を始めた。
土地はもともと田んぼで、平らだった。
ここをスコップで掘り、畝をつくるところから畑のスタートになる。
畝をつくるとき、すきなものを作ろうと思っていた。
ジャガイモとか、サツマイモとか。
自分で選ぶことは、畑に限らずたのしい気持ちになる。
効率的じゃないのも良かった。
機械をつかわないで、スコップだけで畝を作る。
最適解じゃないことは楽しい。
ベストな答えを出す。一番良い道を選ぼうとする。
仕事ではそんな感じだし、日常的な買い物でもそんな感じだろう。
ベストを選ぶ楽しさはある。
でも、効率的じゃないことには、また別のたのしさがある。
すきにやるから楽しいってこと。
家庭菜園だからできることがありますねと思う。
いいことをしている気持ちはあまりなく、ズッコケでちょうどいいって気持ちがあった。
いつもデスクワークで運動不足だから、体を動かすとスッキリする。
そして、体を動かした分だけ結果が出るってのが良い。
家事でも同じように思う。
デスクワークは10時間がんばっても、間違ったがんばりをすると何も残らないことがある。
だから着実に進んで、結果が目に見える作業は良い。
スッキリ太郞である。
僕の家は兼業農家だった。
小学生のころは家の手伝いで、苗のケース洗いや、稲刈りをしたことがある。
ちょびっとだけど。
これは大変な思い出として残っている。
友達と遊びたいのに遊べなくて、手伝いしなくちゃならない思い出として残っている。
今は、自分で選んで畑をやっているからたのしいんだと思う。
やってることは同じだったとしても。
ちなみに、このときは「たべごと写真」を始めるつもりはなかった。
日常的に写真を撮っていたので、こういう写真が残っている。
そんなわけで「選ぶことはたのしい」という話。
次は「1年目の畑」のことをサクサクと書いていこうと思う。
いいタイミングで
市場に参入しよう。
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