2年目の畑が始まって、思ったのだった!
春がいっぱい来てる、と。

(2015年3〜4月を振り返って2016年に書いてます。)




冬を越した大根や小カブたち、アブラナ科のみなさんは
パカーと花を咲かせ始める。



ネギの中にツクシが乱入して春を演出し、
山桜は咲いてパッと散った。



そいそ〜い、春そ〜い!ほれ〜!
・・・と、季節にあおられて畑が始まる気がした。

「ちいさい秋みつけた」にならえば
「たくさん春とびでた」である。

畑をやると自然が身近になるって
こういうことね〜と思った。


1年目と比べて土は育ったかな?


そう思って、ジャガイモを植えるときに
土の中を観察する。


2年目の土

2年目の土。根っこが見える。


1年目の土。

1年目の土。小石と土のかたまりが多い。

う〜ん、地下15cmくらいまでは根っこが見えるかな〜。
まだまだ土が育ってるとは言えないけれど
なにか少し、去年よりも命が増えた気がした。

虫の種類が増えたし、やわらかい草花が生えてきたから。


くさいアイツは期待のホープ


こりゃ、収穫できたら家計が助かりまっせ〜!
と思ったニンニクも無事に育っている。



実家の田んぼで10年ぶりに稲作り


田舎うまれで長男の僕には、田んぼ全てを
耕作放棄地にした経緯がある。
こどもの頃に手伝った、どじょうのいる水田はもう無い。

しょうがない、と思う。
乾いた気分でキッパリとそう言える。

だから田んぼを復活させることに特別な思い入れはなかった。

たまたま復活しちゃうなら、そうしよ〜。
そのくらいの気持ち。

でも、実際に田んぼが復活して、稲穂が実り
おじいちゃんが使っていた道具で「はざがけ」すると
さわやかな気持ちになる。
風をふっふ〜♪って感じた。

「たまたま」ってのが良かったんだと思う。

おじいちゃんは言っていた。
良い事をしようとする目的が先にあるよりも
目の前にある機会を大切にする方がいいと。

たまたま、偶然、ご縁で、機縁で。

あ〜、なんか気づいたらお米できてたね〜
という、ほどほどの湯加減で1年目の秋を迎えた。

もはや思い出。(書いてるの2016年だからね。)

本当に収穫できちゃったんだなぁ。

2014年10〜12月のことを2016年に書いてます


ほ、穂が付いたで〜!

ほ、穂が付いたで〜!

なんせ10年ぶりだったから、米作り。

この田んぼで、お米を収穫できるのかな〜っ。
全部だめになっても仕方ないかもね〜。

ってくらいの気持ちでいた。
苗床を作り、田植えして、草刈りをする。

そしたら収穫できちゃった。
田んぼは、10年休んでいても「オレ田んぼだからね」
と覚えているのかもしんない。


なんか知らんが子は育つ!

なんか知らんが子は育つ!


ちいさなはざがけを作る


おじいちゃんが使っていた「はざがけ」の道具を使う。
木を地面に打ち付けて、稲を干せるように組み立てた。

新品じゃない道具がうれしい。

はざがけの道具は実家の軽トラで運ぶ。
僕の軽自動車では運べないから
仕方なく超久しぶりにミッションの車に乗るのだ。
20回くらいエンストをしながらね〜♪

僕のマニュアル免許証、これ・・・もう飾りだよ!
オートマじゃないと無理!
思いながらね〜♪
(自動車学校で仮免とるのに17回くらい落ちた猛者ゆえ)


こんだけ作るのが・・・限界でした!

こんだけ作るのに50時間かかってます


親がなんか燃やしていた・・・天気よかったもんな。

親がなんか燃やしていた・・・天気よかったもんな。


回るイセ号!

回るイセ号!


そう!イセ号は脱穀機なのだった!

そう!イセ号は脱穀機なのだった!


畑もちゃんとやった


あ、今みると・・・今年の大根よりも大きく育ってるような。
ありゃりゃ。

サツマイモは大量の虫たちに葉を食べられて失敗しちゃったから
次の年はやらなかったのだった。


こんな細くても、おいしくいただきました!

こんな細くても、おいしくいただきました!



悲しいね、サツマイモ

悲しいね、サツマイモ



種採りポッピンアイ!

種採りポッピンアイ!



なんか、けっこう育ってる・・・今年よりも

なんか、けっこう育ってたじゃん! 今年より良いじゃん??